最近はマイホームを建てるのに、注文住宅を選ぶ方が増えています。自由度が高く、理想を叶えやすいことが、注文住宅が選ばれる理由です。
こちらでは、注文住宅を建てたいと思っている方に向けて、注文住宅を建てる時の流れを簡単にまとめました。参考にしてください。
注文住宅を建てる時の流れは次の通りです。
①予算を決める
②家のイメージをある程度固める
③建築会社を決める
④間取りや設備など、詳細を決める
⑤住宅の完成を待つ
以下ではもう少し詳しく解説します。
注文住宅を建てる時に、まずするべきことは予算を決めることです。予算を決めずに希望を詰め込んでいくと、収入に対して支払いが多くなり、住宅ローンの支払いに苦労する可能性があります。住宅ローンの審査に通らないといった懸念もありますので、収入をもとに、家づくりにかける費用をあらかじめ決めておきましょう。
家の広さや間取り、内装や外観など、ある程度どんなイメージの家がいいのかを固めておきましょう。広さや間取りは、費用に関わる要素です。内装や外観は、建築会社を決める時に大切になります。詳細は建築会社の担当者と打ち合わせをして決めますが、“どんな家にしたいのか”という希望が分からなければ、担当者が困ってしまいますので、事前に固めておきましょう。
どんな家を建てたいかが固まったら、注文住宅の建築をお願いする会社を決めます。注文住宅は、デザイン次第で費用が大きく変わります。こちらの三重の会社のように、どこにどれだけの費用がかかっているかを明確にしてくれる建築会社なら、費用を予算内に抑えつつ、希望を盛り込みやすいです。
建築会社を決めたら、担当者と打ち合わせをして間取りや設備など、実際に建てる家の詳細を決めていきます。担当者が専門的なアドバイスや提案をしてくれるので、あらかじめ決めておいた「こんな家にしたい」という希望を伝えるだけで大丈夫です。自分達の希望を伝えるだけではなく、不安なことがあれば、この時にしっかりと確認しておきましょう。
打ち合わせが終わったら、家の建築が始まります。工事はおよそ4~5か月かかります。完成を待ちましょう。工事中は騒音が発生するので、近隣の方々に挨拶をしておくと印象が良くなります。家が完成したら、立ち会いをします。立ち会いでは、施工ミスや不具合がないか、契約通りの家に仕上がっているかを確認します。気になる部分があったら、この時点で伝えましょう。
以上が注文住宅を建てる時の流れになります。工事が始まってしまえば、やることは少ないのですが、それまでがとても大変です。自由度が高いことから、イメージを固めるまでに大変な時間がかかる方もいるようです。
いずれにしても、時間をかけたほうがより希望に沿った家づくりをしやすいことは事実。注文住宅を建てたいと考えている方は、今からでも予算について考えはじめましょう。そして予算が決まったら、どんな家に住みたいかをじっくり考えて、信頼できる建築会社を見つけてください。
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